意外と汚いスポットを意識する

掃除と言うと、見た目に汚くなっているところを美しくするという意識が強いのですが、見た目には気づかないものの意外と汚くなっているところがいくつかあるので注意が必要です。見た目という観点からは掃除は不要なのですが、こういうところを放っておくと衛生に良くなく、知らず知らずに食中毒などの問題を引き起こすこともあります。

その代表的な例がパソコン周りです。特にオフィスではかなり気を付けた方がいい場所で、パソコンのキーボードやマウス、またその周辺は見た目以上に汚いのです。色々な調査でも、パソコン周りの雑菌の数はトイレの中よりも多いということが明らかになっていて、極端に言うとパソコンをいじりながら何かを食べるよりも、トイレでご飯を食べた方が安心だと言えるくらいなのだそうです。というのも、パソコンは常に人の手に触れていますし、結構何かを飲んだり食べたりしていることが多く、そのゴミが付着していることが多いからです。しかも、さっと拭き掃除をすることはあっても、それほど頻繁にはしませんし、滅菌をすることなどはほぼありません。そのため、雑菌の温床となってしまうのです。毎日固く絞った雑巾で拭くこと、できればアルコールでの滅菌をすることをお勧めします。

もう一つの場所が、蛇口の先端、注ぎ口です。見た目に綺麗にしようと思って、蛇口の長いところは磨いてピカピカにしている人は多いですが、水が出てくるところを綺麗にしようとする人はあまりいません。しかし、この部分は常に水気があり雑菌や水垢、藻などが繁殖しやすいところなのです。そのため、掃除不足だと食中毒を引き起こす危険性があることから、飲食店などはこの先端部分をこまめに綺麗にするように指導されています。ずっと掃除をしないで使っていると、先端のフィルター部分に水垢や藻が詰まってしまって、水の出が悪くなることがあります。水圧が弱くなってきたなと思ったら、大概の場合はこれが原因ですので、掃除をしてみましょう。

蛇口の先端部分はほとんどの製品で分解できるようになっています。ねじが付いていますので、くるくる回せば先端部分だけが外れるようになっていて、フィルターなどに分解できます。分解する時にはそれぞれの順番を覚えておきましょう。歯ブラシなどでこすって汚れを取り除き、汚れがひどいようであれば、重曹などに浸けておくこともできます。